【伊勢地域ニュース2020.8月号より】
着任後早くも一ヶ月が過ぎました。どうなることかと不安いっぱいでしたが、大きな問題なく経過しています。これも僕を温かく迎えて頂いた患者さん、職員さんのおかげです。本当にありがとうございます。
患者さんがとても優しく、孫を見るように包んでくれる方もおられ、僕は元気をもらえます。そして職員さんが患者さん想いで、内側から見てもすごく感じます。職種に関わらず皆さんです。患者さん、利用者さんへの細やかな配慮に感心させられます。僕も見習わないといけません。まだまだ至らぬことばかりで、ご迷惑をおかけすると思いますが引き続きよろしくお願いします。
毎日の外来では、皆さんの治療内容の見直しを少しずつ行っています。治療には医師によって必ず「クセ」があります。多くは経験に基づくもので悪い意味ではありません。内山先生、堀内先生の良い「クセ」を継承しつつ、少し「若い」僕なりの「クセ」を交えていきたいと思っています。ですから、お薬の変更の提案もさせて頂くこともあります。逆に皆さんから、処方されていたお薬を少し減らせないか？必ず飲まなければならないかなど、どんどんご質問いただいても結構です。一緒に皆さんの健康が維持できるように頑張っていきたいと思います。
（文・伊勢民主診療所所長 荒木 潤）
