改めまして!生協を知って活用してください

【伊勢地域ニュース2021.3月号より】

伊勢度会医療生協として誕生して今年で46年目。桑名・四日市・津・尾鷲と合併してちょうど10年を迎えました。伊勢地域の組合員数は3,711人となり、今年度加入していただいた方は90名を超えました。(2021.2/16現在)組合員の皆さんに改めて生協を知っていただき、生協の輪を広げていきたいと思います。

医療福祉生協とは

 組合員の「住み慣れた地域で健康で長生きしたい」という想いを実現するための「助け合い組織」です。住民と職員は生協の一組合員として、健康と生活に関わる問題を解決するための事業と活動を一緒に行います。組合員の想いを実現するため、現在伊勢地域では9つの医療と介護の事業所を運営しています。

生協の医療・介護事業所は、他とどう違うの?

 一般の医療機関や介護事業所と大きく異なるところは、職員と地域住民の組合員が一緒に事業を運営しているところです。

 例えば伊勢民主診療所は「安心して利用できる医療機関が欲しい」という住民の想いから、活動してできたものです。組合員の出資金で土地・建物を準備し、組合員が働いてくれる医師を探して、開所することができました。組合員と一緒につくった診療所なので、職員と患者は対等の立場で、何でも相談できる関係性を目指しています。組合員の声を聞けるよう意見箱や委員会を設け、施設設備やサービスの向上を行っている点は生協ならではだと思います。

 現在診療所の新築移転に関して、組合員からの意見を募集しておりますが、地域に寄り添ったより良い診療所を作る上で、地域住民の声や力が借りられることほど心強いことはありません。

 また組合員に寄り添ったサービスの提供を目指し、健康維持のために健康診断や予防接種にも力を入れています。

職員と組合員が一緒に運営ってどうするの?

 医療生協は、暮らしをまるごと支え合う医療・介護サービスの提供をこれからも目指します。支え合いのネットワークづくりには、地域(組合員)と事業所(職員)の協同の力が必要です。

 一緒に運営するというと難しく感じますが、組合員一人一人が「出資し、事業を利用し、運営に参加する」ことが、生協運営に必要であり、自分たちの健康を守ることに直結します。

 出資金は生協を動かす力であり、皆さんが組合員として出資していることも生協の発展には欠かせません。医療・介護事業所をご利用いただくことは、生協の事業を支え、守ることに繋がります。そして運営に参加する上で一番大切なことが、組合員の声を聞かせていただくことです。事業を利用していて気になったこと、生活で困っていることを教えてください。声をあげてもらうことで事業の質の向上に繋がります。

 様々な形で生協に関わっていただき、これからも一緒に生協の輪を広げていきましょう。

2020年度 目標までの進捗状況 (2021年2月16日現在)

生協新規加入者数: 92人 / 140人

出資金増資額: 1,088万円 / 1,000万円

沢山のご支援いただき、ありがとうございます!

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