医療福祉生協がすすめる「すこしお生活」

【伊勢地域ニュース2021.12月号より】

11月号掲載・荒木所長からの「塩分と上手に付き合っていきましょう」に続き、今回のテーマも減塩です。医療福祉生協では少しの塩分で健やかな生活、通称「すこしお」のとりくみを行っており、1日の塩分摂取量6gをすすめています。伊勢民主診療所の先生方から「6gはなかなか厳しいよね?」とお声も聞こえてきましたが…、みなさんと一緒に少しでも減塩できるよう、医療生協ならではの「すこしお」のとりくみをご紹介します!

まずは1日の塩分摂取量を調べてみましょう

 あなたは1日何gの塩分をとっているか把握していますか?なんとなく減塩を意識していても、それで適切なのか、とりすぎているのかは、調べるのが手っ取り早く、そして正確です。 いま診療所では「減塩生活応援ガイド」を1つ100円で販売中です。1日の塩分摂取量がわかる検査キット1回分も同封しており、自宅で早朝尿をとり、試験紙の色の変化でおおよその摂取量を計算します。販売以降、多くの方にご購入いただき、みなさんの健康づくりの意識の高さに驚いております。実際に測定された方の感想をご紹介します。

70代・女性
70代・女性

味噌汁などの塩分を測って気を付けていますが、結果は9g。

また1ヶ月後に測ってリベンジしようかしら…。

60代・男性
60代・男性

4日間測った結果、18g→9g→15g→9g。

下味をしっかりつけた揚げ物にソースをかけたり、麺類を食べた翌日はやっぱり塩分が高い!日によって変化が大きいので、毎日何を食べたか記録した方がいいのかも?結果が高かった翌日の食事は軽めにして、塩分を控えるようになりました。

 想像より塩分摂取量が高いと感じた方が多いようでした。しかし前日の食事で結果は大きく変わるので、日を改め定期的に測るのがおすすめです。どんなメニューで、どれくらいの味付けならおいしく減塩できるのか。無理のない範囲で、あなたにあったおいしくて楽しい「すこしお」を見つけてくださいね。

食事の塩分量を気にしてみませんか?

 汁物や煮汁など水に溶けている塩分濃度を測ることができる「塩分測定器」を活用するのがおすすめです。地域の班会でもこれを使って、持ち寄った味噌汁の塩分濃度を調べています。伊勢民主診療所やドラッグストアでも購入できるので、日頃から料理をされる方は1本あると目安がわかり便利です。また加工食品を食べる際は、食品パッケージの栄養成分表示「食塩相当量」を要チェック!加工食品にふくまれる隠れた食塩にも、一度意識してみましょう。

「すこしお」レシピも配信中!

 減塩料理は薄味なイメージですが、少し工夫することで美味しくいただけるような「すこしお」レシピを提案しています。「みんなのえがお」に毎月掲載の「とっておきレシピ」はご覧いただいていますか?またインターネットをお使いになる方は、「組合員活動オンライン」内に動画で減塩料理をご紹介しています。1日6gはまだまだ難しいかもしれませんが、医療生協はこれからも様々な形であなたの「すこしお」を応援しています!

「組合員活動オンライン」減塩料理教室でレシピ紹介中です > 詳しくはこちら

タイトルとURLをコピーしました