【桑名地域”いのち”2021.10月号より】
だんだん涼しくなりました。夜になると虫の声がリーンリーン…どころではなく、チンチロリン、コーロコロ、ガーシャガシャ、リンリンリンと話し声もテレビの音も聞こえにくくなり、耳の遠い高齢夫婦のように大声で会話しています。前が草むらと林なので仕方ないのですが。夏は蝉の声がうるさくて早朝に目が覚めます。泣き始める順番が決まっています。朝4時半頃からニイニイゼミが「ジー―――」、その次がアブラゼミで「ジリジリジリ」、7時ごろにクマゼミが「シャーシャーシャー」と鳴きはじめ、日曜日にはその次に例の妻が「やかましー!!寝とられへん!」と叫びながら起きていきます。