【伊勢地域ニュース2019.3月号より】
帯状疱疹は80歳までに3人に1人がかかる身近な病気!?
帯状疱疹ってなに?
帯状疱疹は「水痘(みずぼうそう)」にかかったことのある人がなる病気で、体の奥に潜んでいた水痘ウイルスが再活性化して発症します。
疱疹ができるだけでなく、激しい痛みが伴い、疱疹が治った後も強い痛みが長引く場合があります。
まれに再発することもあります。また水痘として他人にうつる可能性もあり、水ぼうそうにかかったことのない赤ちゃん、子ども、妊婦さんなどには接触を気を付けないといけません。
どんな人がなるの?
● 「水痘(みずぼうそう)」にかかったことのある人
● 50代で発症する方が増え始めます
● 季節の変わり目、風邪などで免疫力が低下しやすくなるときに注意
50歳以上になったらワクチンで予防しましょう
子どもの水ぼうそう予防に使用されていたワクチン(水痘ワクチン)の使用が認められました。
水痘にかかったことがある方は、水痘ワクチン接種で帯状疱疹を発症する危険性を減らすことができます。
自費での接種になりますので費用がかかりますが、発症した時の痛みや治癒後の後遺症を考えて、接種を検討されてはいかがでしょうか。
からだの片側に急な痛み「チクチク、ピリピリ」を感じたり、同じ場所に赤い水疱をもった発疹が出たときは痛みを我慢せずにすぐ受診して適切な治療を受けましょう。早期治療が重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛が残るのを抑えることができます。
お問合せ・ご予約は 伊勢民主診療所 ☎0596-24-7156