【伊勢地域ニュース2021.7月号より】
6月27日(日)、みえ医療福祉生協の総代会が行われました。それに伴い理事の任期が満了を迎えました。理事とは言わば組合員の代表。生協は組合員のための組織であることから、組合員の意向に沿った事業が行われているか、職員と一緒に日々検討しています。理事は生協事業と組合員をつなぐ架け橋のような存在です。新体制になった伊勢地域の理事さんから、想いや抱負を語っていただきました。
山中 富美子さん(理事・5期目)
医療生協は医療と介護の連携に努めているところがいいですね。名実ともにスムーズに連携できるように、リスペクトとコミュニケーションに努め、頑張りたいと思います。目標はコロナ禍の中でも、困っている人、ひとりぼっちの方をなくすために、まわりの方とお友達になり、悩みは遠慮なしでいっぱい話せる班会が開けるようにしたいですね。SDG’sをできるところから実践しましょう。
増井 眞さん(理事・4期目)
医療生協は自分たちの周りから一緒に健康づくりを楽しむ活動が多く(地域まるごと健康づくり)、私の場合は小俣支部の健康体操がいいリズムを作ってくれています。目標は幅広い年齢層の人達と関われる活動づくり。他の組織と協同で、身近なところから色々な活動をやっていきたいです。今の世の中で共生の重要さを感じています。何より健康で楽しくみんなで一緒に笑って活動していきましょう。
内山 勝之さん(理事・新任/伊勢民主診療所現医師)
医療生協は「一人はみんなのために、みんなは一人のために」「地域の健康と命を守る医療」のスローガンに惚れて入職しました。職員はもとより組合員さん、地域の人々に支えられ、伊勢民主診療所のバトンを繋ぐことができました。これからは支える側で少しでもお役に立てればと思います。コロナ禍で社会の矛盾が暴発し、格差がますます広がっています。まさに医療生協の出番です。診療所建設が具体的な課題になっていますが、職員をはじめ、組合員みんなの想いが詰まった診療所をと期待しています。思いを集めて頑張りましょう。
【勇退】江上 昭治さん(理事5期、うち理事長2期)
医療生協と関わった日々を振り返って考えると早い40年でした。介護保険がはじまった時は、それに医療生協も対応していく転換期でした。さくら苑の建設をはじめ、事業と組合員さんの活動に励まされてきました。昨年度大きな関心事であった医師問題にも、荒木先生のご理解をいただき、診療所にお迎えできました。同時に組合員さんの希望である、診療所建設という新しい準備に入りました。この大きな課題を残していますが、皆さんなら立派にやりとげられると信じています。コロナ禍の時代に打ち勝ち、新しい時代を作り上げていきましょう。