【伊勢地域ニュース2021.11月号より】
伊勢地域にある６つの支部は、コロナ禍の中でも地域住民の健康を守るため試行錯誤する日々です。今回は上地町・粟野町・中須町・川端町を中心に活動する城田支部を紹介します。
城田支部は上地・中須・川端の三ヶ所で班会を行い、それぞれ月一回、健康体操などを行っています。その他にウォーキングや俳句の活動もしております。毎年一月には新年会をし、組合員同士の交流を深めてきました。ですがこの御時世、予定していた活動を急遽中止せざるを得なくなったりして、気持ちが落ち着きません。
10月1日に緊急事態宣言が解除されようやく活動再開となった、10月4日に城田支部ならでは、恒例の“さつま芋堀り”が実施されました。強い日差しが照りつけてはいましたが、芋掘り日和になりました。スコップ等で掘り起こしていくのですが、「ザクッ！！」と芋の割れた音。“鍬切れ芋”をいくつも作ってしまいました。しかし紅色の形の良い芋が出てくると嬉しいものです。お土産用の芋を掘っている間に、畑の真ん中に置かれたドラム缶（もちろん支部運営委員さんの持ち物です）で焼き芋を作ります。丁度掘り終えた頃に出来上がり、皆で熱々のお芋を頬張りました。おいしさは倍増でした。その後、袋いっぱいの芋を手に帰途に着きました。久しぶりに皆で過ごせた秋の一日でした。
城田支部の組合員の皆様にむけて、今度アンケートを実施させて頂くことになりました。地域の実情がなかなか見えない状況です。皆様の生活実態を把握し、寄り添った活動ができるようにしたいと思っております。
（文・城田支部運営委員 中川里佳さん）
藷掘りの 待っていたかに 紅東
城田支部運営委員 上村えつみさん
