【伊勢地域ニュース2022.11月号より】
「そよかぜ」では現在２０名の皆さんにひとつ屋根の下生活していただいています。朝日が昇ると一日のスタート。それぞれがご自分のペースで身支度を整え、中には声をかけスタッフがサポートしながらラウンジへ集まり、朝食の時間を迎えます。朝食後にはデイサービスへ行かれる方、そよかぜで一日を過ごされる方で曜日によって分かれます。「いってらっしゃい！」「いってきます！」と毎日元気に声をかけあい出発です。デイサービスがお休みの方は訪問看護や訪問介護を利用して、身体の状態を診ていただいたり、掃除や洗濯、買い物代行などのサービスを受けられたりしています。そこで気づいた状態の変化は直接伊勢民主診療所に報告し、連携をとり、安心・安全に過ごしていただけるよう努めています。
そよかぜでの一日は、ゆったりとした時間が流れています。ラウンジに集い仲間とコーヒーを飲みながら会話を楽しまれたり、居室で自分の好きな時間を過ごされたり、貼り絵や塗り絵に熱中されたり、スタッフと散歩に出かけ季節の移ろいを感じていただいたり、と様々です。コロナ渦では難しい外出なども状況の変化に応じて再開していき、一人一人のニーズに合わせたサービスの実現に少しずつ近づけていきたいと考えています。
おひとりでの生活に不安を感じるようになられた方や、ご家族様、ぜひお気軽にご相談ください。お問い合わせいただければご見学にも対応させていただきます。日中はいつもの見慣れた顔のスタッフが常駐し、悩み事や心配事に耳を傾けながら、皆さんの一日が少しでも楽しく明るいものであるようにスタッフ一同努めていきたいと思っています。
（文：サービス付き高齢者向け住宅そよかぜ相談員・西浦恵理）
宮川さくら苑そよかぜ ☎0596-21-2525
