新年度のごあいさつ

津地域委員会ニュース きずな 2022年4月号

津生協病院事務長 岩崎吉樹さん

 22年度中には、今年2月から始まった新病院建設も完成を迎える予定となっています。そこで、津生協病院事務長の岩崎吉樹さんに新年度のご挨拶として、新病院の構想についてや、これからの目標などいろんな面に触れられながら、今年度への思いを語っていただきました。

生協病院にとっての転換点前夜

 2022年度が始まりました。
 今年度は津生協病院にとっては大きな転換点を迎える前夜といった年度です。2023年6月の新病院開院に向けて、様々なことを準備していく年度になります。建設工事は順調に進んでおり、2023年度中には完成を迎える予定です。
 私たちの未来がいよいよ形になります。その形となった建物に命を吹き込むのは、職員であり、地域で支えてくださっている組合員の皆さんです。新しい津生協病院がより地域の皆さんの生活を支え、健康を守る存在となれるよう様々な準備を皆さんとともにすすめていきたいと考えています。
 職員はさらなる医療技術の向上、社会人としての基本的スキルの向上に勤めることはもちろんのこと、秒息の治療だけではなく、患者さんの地域での暮らしにまで目を向け、地域の中でその人がその人らしく暮らしていけるよう支援を進めていきます。

地域のえんがわとなる病院

 新病院のコンセプトの一つ「地域のえんがわとなる病院」は、地域の方の日常生活の中に津生協病院が入ればいいなという想いで考えました。
 受診の時だけ訪れる場所ではなく、散歩の途中でも気軽に立ち寄れる場所、そこに行けば地域の誰かと会うことができ、自然と交流が生まれる場所、その人の生活に寄り添える病院としてありたいと思っています。

皆さんとともに作る病院

 そんな素敵な空間を作っていくのは、私たち職員だけでは難しく、ご利用いただく組合員の皆さんの力が必要です。
 新病院を「地域のえんがわとなる病院」にするためにはどんなことができるのか、地域の方はいったいどんなことに困っているのか、病院という空間を活用して、その困りごとに応えることはできないのかをぜひ一緒に考えていけたらと思います。
 新病院開院前夜である2022年度を皆さんとともにしっかり準備しながら、そして何よりも新病院開院を楽しみにしながら過ごしたいと思います。

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