歩みを止めずに「平和への取り組み」を!

【伊勢地域ニュース2020.8月号より】

「集いの場・みやがわ」の皆さん

 今年は広島と長崎への原爆投下、そして第二次世界大戦(太平洋戦争)終結から75周年を迎える節目の年ですが、新型コロナウイルスという大きな脅威に世界中が襲われて様々な平和のイベントも中止・延期となりました。私たちが代表派遣を予定していたニューヨークでのNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議や原水禁世界大会(広島・長崎)も、日程未定の延期やオンラインでの開催となり現地への派遣がなくなりました。それに伴い代表派遣を目的とした募金も実施いたしません。中止決定前に募ったNPT代表派遣募金と、診療所窓口に設置している平和活動募金でいただいた募金は、別の平和活動の支援として使わせていただきたいと思います。

 その一つとして、原水禁世界大会の代表派遣の代わりに大会記念ペナントに平和の願いを記入して広島へ送る全国運動に協力します。ペナントは一本のロープに繋ぎ、8月4日に原爆ドーム(または折鶴会館)を囲むイベントとして計画されています。また全国からの折鶴も受け入れてくれているので、今年も「集いの場・みやがわ」の皆さんが折ってくれた千羽鶴を送らせていただきます。平和は決していつもあるのではなく、人々が努力して維持していかなければならないことを再認識してこれからも平和の取り組みを行っていきます。ご協力いただいている皆さん、ありがとうございます。              

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