理事対談 ー津地域編ー

【みんなのえがお 2022.4月号より】

みえ医療福祉生協のこれから

 各地域の理事同士の対談をシリーズでお届けしていきます。第1弾は「みえ医療福祉生協のこれから」をテーマに、理事長の鈴木浩さんを司会にお迎えして、津地域の理事4名、奥野美知子さん、飯村初美さん、紀平貴子さあん、岸本恵美子さんにお話をお伺いしました。

対談風景 写真向かって左手前から、奥野さん、飯村さん、鈴木さん、岸本さん、紀平さん
理事になったきっかけ

木さん(以下、鈴木)  理事になられたきっかけをお聞かせください

紀平さん(以下、紀平) 

理事になるまで医療生協と関わりはありませんでしたが、お誘いを受けたことがきっかけです。

飯村さん(以下、飯村)

以前にコープの理事をっしていた時から関わりはありました。機関紙配付者、運営委員を経て理事になりました。

岸本さん(以下、岸本)

長年運営委員として活動に参加していました。ノウハウを受け継いでいけるように今期から理事になりました。

奥野さん(以下、奥野)

病院としての生協はあまり身近な存在ではありませんでしたが、班会と機関紙配付を通して関わっていました。

地域の課題とみえ医療福祉生協のこれから

ー鈴木 理事になって感じる地域の課題や、これからみえ医療福祉生協をどのように作り上げていきたいかお聞かせください。

紀平 高齢化が進んでいるので、若い人たちをお誘いして、一緒に活動をしていきたいです。私たち運営側が出向こうということで子どもたちへの健康づくりを広げるイベントを第3ブロックで現在計画中です。また、理事になった当初から配付者探しも難航していますが、配付者探しを通して人とのつながりを持てたことが財産になっています。

飯村 検診をもっと広げる体制を作ると若い方に来ていただけるのではないでしょうか。

岸本 外国籍の方々との交流がなかなかできていないので、つながりをもてるように全ての人が集える場所をつくりたいです。顔が見えるつながりをつくることが生協の役割だと思っています。

奥野 事業所へのアクセスがないことが課題です。それと、これからは、「日本医療福祉生活協同組合連合会設立趣意書」を実現できるように活動をしていきたいです。介護保険を充実させるために動くことが生協の大きな役割だと思います。

鈴木 地域の人たちが何を求めているのか要求を導き出すことが重要ですよね。いのちの章典を学ぶことも大切だと思います。

紀平 担い手づくりのためにも、地域や病院内での「いのちの章典」の学習や、医療福祉生協がどんなところなのか、生協学校の開催などを積極的に進めていきたいです。

鈴木 一緒に人づくりをしていくことが大切ですね。

生まれ変わる津生協病院

-鈴木 津生協病院は2023年6月に新築移転します。どんな病院にしていきたいですか。

飯村 誰かに会える場所、そんな病院にしたいです。花壇の手入れや、患者さんのエスコートなど、ボランティアさんの活躍の場もつくっていきたいです。

岸本 私は誰もが利用しやすい病院にしたいです。例えば、通路に診療科別や部屋別に色を塗って、色を辿ると行きたい場所につくようにすると、案内もスムーズになるのではないでしょうか。また、工夫次第で色々なことに使える物品を導入していく必要があると思います。

奥野 特にお手洗いなどの衛生面には配慮してほしいです。

紀平 後継者の確保・養成も課題ですよね。「生協病院に係ろうかな」と思えるような病院にするためにも、接遇などの職員教育が大切だと思います。

岸本 病院にかかっていて安心できるような信頼も大切です。

奥野 職員同士の横のつながりも大切だと思います。

鈴木 津地域では、一昨年10月から送迎ボランティアもスタートしています。新病院への通院も安心ですね。

ー鈴木 貴重なご意見ありがとうございました。来年6月には新病院がオープンします。組合員のみなさんと職員が協力して、地域のみなさんから信頼される医療福祉生協を作りあげていきたいですね。私もその先頭に立って頑張っていきます。

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